YEC's Library

YECが活動を進めていく中で出会った文献や映像など、各種資料を紹介します。

 

「若者が《社会的弱者》に転落する」宮本みち子

 

2009年度YECわかものシンポジウム(2010年2月28日開催)でご講演いただいた、宮本みち子先生の著書です。若者が社会との関わりを感じられなくなった、社会的背景・事実が最もよくわかる1冊です。

「あなた自身の社会—スウェーデンの中学教科書」

 

この本はスウェーデンで使われている中学校の教科書です。

教科書と言っても、例えば日本の教科書のように憲法の仕組みや歴史を説明するのではなく、現実の社会で起きていることを説明した上で「あなたはどう思いますか?」ということを常に読者へと問いかけてくれる構成になっているのがとても特徴的です。

社会を自分事として捉えている若者がスウェーデンには多くいました。(若者100人アンケートinスウェーデンより)その理由がこの本から垣間見ることができると思います。

 

この本を読んだことがきっかけで、2010年5月にメンバーがスウェーデンを視察しに行くこととなりました。YECわかもの白書の「スウェーデン視察報告会」の記事と併せてご覧になっていただけると、きっと更に多くの気付きに出会えるかと思います。

 

メンバーにとって、特に思い入れの強い1冊でもあります。

「シティズンシップの教育思想」小玉重夫

 

2010年7月にご講演いただいた小玉重夫先生の著書です。「シティズンシップ」とは、市民(シティズン)のあり方を考える上で、大切なキーワードです。
YECでも以前からこの概念について議論したりしてきていて、YECのミッションに含まれている「社会のつくり手」という言葉もこの概念に関連しています。シティズンシップという概念と、その教育の在り方を紐解くには欠かせない1冊です。

「市民の日本語—NPOの可能性とコミュニケーション」加藤哲夫

 

若者エンパワメントという分野では直接関係はないかもしれませんが、この本を読んで初めて、この社会にる誰の声も無視してはいけないのだと気付かされました。もちろん、それは若者の声もです。声の大きい人の意見だけでつくられる社会ではなく、声の大小関わらず全ての人が安心して声を発することができる社会を目指す必要があるのだと感じました。

「子どもの参画—コミュニティづくりと身近な環境ケアへの参画のための理論と実際」ロジャー・ハート(著)

 

2009年春、YECが発足して一番最初に輪読した本です。

子どもたちがじぶんたちの地域のために、主体的に活動する事例や、その理論が紹介されています。

ヒア・バイ・ライトの理念と手法

 

ヒアバイライトは、イギリスのNational Youth Agencyという若者支援をおこなう団体が作成したマニュアルのひとつです。これはそれを日本語訳したものになります。若者がいる自治体や学校の機関の運営にどれくらい若者の声が反映されているか、どのようにして若者声を取り入れていくか、どのようにして若者に意思決定の場に参画してもらうかということに関する理念と手法が紹介されています。

当事者主権

―――上野千鶴子・中西正司

 

YECは若者による若者支援を行っています。それは「若者当事者こそ若者の専門家である」という価値に基づいて行われています。その「当事者主権」を理解するのにもってこいの本です。障碍者や女性などこれまで社会的に弱者とされてきた人々がいかにして「当事者主権」という立場にあって社会参画していったのかが勉強できます。これまでの弱者支援から新しい支援「当事者主権」を考えましょう。

「ビレッジから学ぶリカバリーへの道」マーク レーガン

 

「ビレッジ」というアメリカの統合失調症などの重い精神の病を持っている人の支援を行う団体での事例を中心に「リカバリー」について書かれている。「リカバリー」とは統合失調症などの重い精神の病を持っていても、人は立ち直ることができる。人として尊重され、希望を取り戻し、社会に生活し、自分の目標に向かって挑戦しながら、かけがえのない人生を歩むこと。リカバリーの4つの段階として①希望②エンパワメント③自己責任④生活のなかの有意義な役割があり、エンパワメントについて具体的な事例をもとに深く理解することができる。

 

その他YEC文献本棚

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